Imperial Cats

皇居ねこさん 先週末、閉幕間近の三の丸尚蔵館へ若冲などをみにいった。東京に長くいながら、皇居内ってほとんど入ったことがないかも・・と入り口から携帯で写真とりまくっていたら、観覧後の版画工房の人に偶然呼び止められた。皇居内への人の入りが多く、そういえば親王ご誕生の記帳などでもりあがっているのかも(ついでに私も・・)と思ったら、全然そうではく若冲などを見に行く人が多いだけらしい。

 目玉の展示品である若冲の動植物掛け軸全30幅が、ちょこっとずつの小出し(5会期にわたる)なのは、来年の本場相国寺での展覧会に気を遣ってのことだとおもっていたら、ただ単に会場がせまいというのも、あったらしい。

 せっかくなのでカタログ買おうとおもったら、手持ちがなくてカードも使えないってことで仕方なく大手町のオフィス街に戻りATMを探す。再び皇居にもどり、もう一回展示をみて、売店へ行ってカタログなど買う。若冲絵はがきも買う。アイスモナカも買う。そこでまた偶然に版画工房の別の人にも会い、一緒にアイス食べる。

 この売店は、いわゆる皇室グッズがたくさんあって、こんなにいろいろ商品展開しているとは知らなかった。皇族の方グッズはもちろん、皇居内の美術品をモチーフにしたものもある。そして、なによりこの売店には、ねこさんがたくさんいるのだった。蒸し暑い日だったので、アイスモナカを食べてる人が他にも多くて、そのベンチの足下やまわりに、ねこさんがごろごろしているのだった。人慣れはしているものの、うちによく来る近所のねこさんのように誰にでも愛嬌を全開でふりまくような人懐こさはない。やっぱり皇居のねこさんはなんか気高い・・と勝手に思ってみた。

 その後、本丸の方へ散策へ行くという版画工房の人とわかれ、私もせっかくなので竹橋まで皇居内を歩いてみた。以前、竹橋の近代美術館のレストランで、お堀の向かいに皇族の人いるよね!と話していたけれど、そこは皇族の人は誰も住んでなくて、私ら一般庶民に開放されてる木立のある場所だった。都内にこういう木立がぜいたくにあり、一般に開放されているのはとってもいい。学生時代、銀座伊東屋でインレタ加工をしてもらってお金が足りなくて(加工代すら少し足りなくて、今回だけですよ、とメルシー券分その場で割り引いてもらったぐらい)、さらに新宿まで歩いて帰るしかないという悲しいことがあったのだが、その時は本当にこの都会の中心の大オアシスを迂回するルートしかないのが恨めしかった。しかし、それはそれ。やっぱりこの緑地の存在は大きい。

 竹橋について、ちょっとサンドイッチなどたべつつ、先ほど購入したカタログをみる。あの30幅の掛け軸にはあと3幅仏さまと脇侍のがあり(それは今も相国寺にある、つまり全部で「33幅」セットなのだ)、つまり動植物のは仏さまたちのもり立て役なのだと改めて思う。私は幼稚園がお寺経営だったので、クリスマスではなく花祭りがビッグイベントだったという経緯もあり、今となっては葬式仏教以上の活動はほどんどないありがちな仏教徒ながら、幼少時に「のの様(ちいさい子は仏様をこう呼んでいた)ワールド」イメージだけは脳内にしっかり構築されていた。そんなこともあって、その30幅の動植物の掛け軸がみんな「ビバ!のの様」で盛り上がってるのだと私なりに解釈すると、掛け軸の中の動植物もより美しく感じるのであった。

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